会員制リゾートホテル、気になるな。東急ハーヴェストクラブについて知りたい。熱海伊豆山&ヴィアラってどんな感じ?
こういった疑問に答えます。
女性3人で、東急ハーヴェスト熱海伊豆山&VIALAに1泊2日で泊まってきました。
法人会員として格安で宿泊することができました。
この記事では、
・東急ハーヴェストクラブについて
・全室露天風呂付きのVIALA annexファミリスイートルームの紹介
・ホテル内のくつろげる絶景スポット
などを、実際に宿泊した私が写真付きで紹介していきます。
いざ!東急ハーヴェスト熱海伊豆山へ
私たちは伊豆急行線の電車で熱海駅まで行きました。
熱海駅からはホテルの無料送迎シャトルバスが出ています。
朝9時から夜18時頃まで一定間隔で運行していて、予約不要で乗車することができます。
熱海駅から10分ほどでホテルに到着。
さっそくチェックインを済ませます。
パッと見1階建てのようですが、ホテルは山の地形に沿って建てられていて、7階建てでした。フロントがある7階が最上階です。
スタイリッシュなデザインでおしゃれなホテル!
外に出ると、水盤越しに広大な海が広がります!
穏やかな風が心地良い♪
チェックインを済ませ、お部屋への行き方を聞きました。
フロントがあるのは本館なので、連絡通路を通ってVIALA annex館へ向かうことに。
さあ、お部屋へレッツゴー!
すべての部屋がフロント階より下にあるので、まずはエレベーターで下ります。
3台あるエレベーターの中には、ちょっと腰掛けるのに便利な椅子も備え付けられていました。
VIALA annexの連絡通路がある本館の地下一階へ到着。
そこから連絡通路を歩いて行き、別のエレベーターで部屋の階まで上りました。
チェックイン後、一番最初に移動した時は、
ホテル内で迷いそう……。
と思いましたが、案内表示もあるのですぐに慣れて、一人でもフロントと部屋を行き来できるようになりました。
【温泉の露天風呂付き】和洋室ファミリースイート
今回泊まったお部屋は、全室露天風呂付きのVIALA annex、ファミリースイートルームです。
部屋は96㎡。とても広いです!
お部屋の間取りは、
・リビング
・洋室
・和室
・バルコニー
・洗面所
・シャワールーム
・露天風呂
・トイレ2箇所
となっていました。3人だけではもったいないくらいの大きなお部屋。
トイレは入り口付近と、洗面所の横の2つありました。
洗面台も2つ並んでいて便利です。
洗面台側だけでなく、後ろにも大きな鏡がありました。
女子旅だとメイクや身支度の時間帯が重なるので、こういった洗面所の造りは嬉しいです♪
洋室にはセミダブルベッドが2個あり、和室にの押入れにはお布団一式が用意されています。さらに、お昼寝用のデイベッドがリビングにありました。
冷蔵庫の中に人数分のウェルカムスイーツ「あまなつゼリー」があったので、和室でお茶を飲みながらいただきました。甘みの中に甘夏の酸味が効いてサッパリとしたゼリーでした。甘夏ゼリーは7階の売店でも販売しています。
なんといっても今回の旅、一番のメインは……お部屋の露天風呂!
木の引き戸は開閉できるので、内風呂のようにして入浴することもできます。
両側の扉をガラガラと開けると、相模湾が一望できる露天風呂に大変身!
温泉の入れ方はとっても簡単!
まずはポチッとスイッチを押します。以上!
ワンプッシュするだけで温泉のお湯が入り、自動で止まります。
全自動で温泉が入るの!?すごすぎる!
自然に拍手してしまうほど感動。
これが家にあったなら〜♪
と思わず空想してしまいました!
温泉の泉質は、カルシウム・ナトリウム―塩化物温泉です。
お風呂を出た後、お肌がいつもよりツルツルになっていて嬉しかったです!
ホテル内を散策したら絶景スポットを発見!
ホテルを探検しよう♪
と、館内案内図を見ずに歩いてみました。
「㐂らく」と書かれた看板を発見。どうやら日本料理屋さんのようです。
ちょうど準備中の時間帯だったので入ることはできませんでした。
お品書きには、金目鯛の煮付けや国産牛サーロインのすき煮など、見るからに美味しそうなメニューが書かれていましたよ♪
日本料理店の外に出るとテーブルと椅子がありました。空の色が水盤に映って綺麗です。
さらに小道を進むと、一気に開放感あふれるテラスが!
わぁ、最高の眺め♪海は広いな大きいなー!
テラスから見えるのはどこまでも続く海。
水平線は霞んでいましたが、広々とした感じは写真からも伝わるのではないでしょうか?
思わずスーッと深呼吸。
山の上のホテルなだけあって、空気がおいしい!
ベンチに座ってしばしリラックスタイム。
時を忘れて海を眺めていました。贅沢な時間♪
ちなみにこのベンチは暗くなるとライトアップされます。
夜のテラスもまた幻想的で、とっても素敵な空間でした。
眺望抜群のインフィニティプールと温泉大浴場
プールの入口は本館の地下一階。
大浴場の脱衣所奥の扉を開けて階段を上るとプールへ行けます。
プールサイドにカメラを持って行かなかったので、写真は公式ホームページよりお借りしました↓
東急ハーヴェスト熱海伊豆山の公式ウェブサイトより引用
海と繋がっているように見えるインフィニティプールです。
温かい!
プールに入るときのヒヤッとした感じが全くありません。
ジャグジーの温度を少し下げたくらいの温かさです。
本格的に泳ぎたい場合はすぐに暑くなってしまうと思いますが、プールでのんびり過ごすには寒くならずちょうどいい水温だと感じました。
屋外プールと行き来できるジャグジーもありました。
ジャグジーは屋根付きなので、天候が優れない日でも入ることができます。
快適な温度に保たれている温水プールなので、一年中入れます。
真冬でも温かいそうですよ!
プールの後は温泉大浴場へ。
どんなお風呂なんだろう?楽しみ!
東急ハーヴェスト熱海伊豆山の公式ウェブサイトより引用
宿泊1日目は入口側に男湯、奥側に女湯がありましたが、2日目の朝風呂の時には逆になっていました。
入れ替え制のようです。
両方とも、内風呂だけでなく露天風呂もあります。
露天風呂は樹林風呂、海眺望風呂の2種類。
全てのお風呂が広い造りなので、のびのびと入浴できました。
完璧なオーシャンビュー!
お部屋の露天風呂から見える景色も綺麗でしたが、大浴場の露天風呂はさらに「海の目の前」という感じで開放感抜群です。
眺望がとっても気に入ったので、部屋に露天風呂があるにも関わらず大浴場へ3度も行きました。
大浴場は朝5時から朝10時、昼14時から夜24時まで開いています。
脱衣所には、冷えた美味しいお水が飲めるウォーターサーバーが置いてありました。
お風呂上がりに飲むお冷は美味しいなー!
大浴場がある地下一階には中庭があります。
ソファーとテーブルがあるので、温泉に入った後ここで夕涼みをするのにピッタリな場所!ガラスと木でできたオシャレなオブジェも飾ってありました。
海の見えるレストランでランチ
本館7階にあるレストラン「オリーヴァ」で、遅めのお昼ごはんをいただきました。
ミックスサンドと伊豆山カスクートです。
サンドイッチは、ハム、チーズ、トマト、きゅうり、サニーレタスが挟まれています。
さらにポテトチップスとピクルスがついていました。
伊豆山カスクートの見た目はホットドッグのようですよね。
でも実は、豚肉ではなく伊豆産の猪肉を使用したソーセージなんだとか。
ジビエには苦手意識があったにも関わらず、普通に美味しかったので、食べ終わった後に牡丹肉だと知り驚きました。
イノシシ肉のクセや臭みが全然なかったよ!
お値段はミックスサンドが990円、伊豆山カスクートが1320円。
ホテル価格ですが、美味しい猪肉のソーセージが食べられたので満足です!
東急ハーヴェスト限定のお土産とブランド牛乳
ホテルの売店へ、お土産を買いに行きました。
売店はフロントがある本館7階で、レストラン「オリーヴァ」の前にあります。
営業時間は8時から21時まで。
お菓子やドリンクなどの食品の他、コスメや雑貨などもあり、そこそこの品揃えです。
東急ハーヴェスト限定のオリジナル商品もいくつかあり、今回はクッキー缶をお土産として購入しました。
さらに、丹那牛乳と丹那牛乳を使ったバニラアイスを買いました。
お土産用の袋は有料で、大きさごとに3円、5円、10円の袋があります。
せっかくなので東急ハーヴェストのロゴが入った5円のお土産袋(中サイズ)を買いました。
私たちが宿泊しているヴィアラ アネックス棟には、海が一望できるテラスがあります。
ソファーやテーブルがあって、くつろげる雰囲気。
この休憩所でゆったりしながら、売店で買った丹那牛乳とバニラアイスを食べようと思います。
丹那牛乳とは丹那盆地で育てられた乳牛からしぼった、鮮度が売りの牛乳ブランドです。
主に静岡県東部、伊豆地域を中心に多く販売されているそう。
まずは牛乳から。
丹那牛乳、いただきます!
ミルクの味が濃厚で、自然なコクと甘みもあり美味しいです。
お風呂上がりに飲むとさらにいいですね!
パッケージがガラス瓶というところもレトロでお気に入り。
価格は1個170円でした。同じ値段で丹那コーヒー牛乳、丹那特濃乳、飲むヨーグルトも売っていました。
次は丹那牛乳で作られたアイス。
アイスも食べよう♪
丹那アイスは5種類ありました。
バニラ、ミルク、いちご、塩ミルク、メロンです。
お値段は1個350円から。クラウンメロンを使ったメロンアイスは400円でした。
どれにしようか迷いましたが、私は定番のバニラアイス(350円)をチョイス。
新鮮なミルクアイスにバニラの甘い香りがよく合う〜!
お値段は高めですが、鮮度抜群の牛乳が主役の美味しいアイスでした!
丹那牛乳を使用したスイーツは通販でも購入できます!
こちらのミルク寒天には丹那牛乳が使われています↓
【宿泊料金について】東急ハーヴェストってホテル?別荘?
東急ハーヴェスト熱海伊豆山の、露天風呂なし客室の料金は1人あたり1泊4620円です。
全室露天風呂付きのVIALA annex(ビアラアネックス)は1泊1室あたり(個人単位ではなく部屋単位)のお値段で、13200円から31900円。
1室31900円のシグネチャースイートには客室露天風呂だけでなく、なんとプライベートプール付きのお部屋もあります!
私たち3人はファミリースイートの禁煙ルームに、1泊2日宿泊しました。
ファミリースイートは1泊1室26400円でしたが、3名で泊まったので26400円÷3人=8800円。
さらに、Go to travelキャンペーンの期間中で35%引きということもあり、実質一人あたり5720円で宿泊することができました!
私たちは法人会員(いわゆる会社の保養所)として泊まったので、宿泊料金5720円のみのお支払いでした。
しかし、東急ハーヴェストクラブは会員制リゾートホテルなので、普通は宿泊料金だけでは泊まれません。
えっ!1245万円!?
公式ホームページにはこう書いてありました。
東急ハーヴェストクラブは、ホテルの不動産所有権を複数のオーナーで所有し別荘を持つ歓びとホテルを活用する楽しさが共に満喫できる、会員制リゾートホテルです
東急ハーヴェストクラブ公式ウェブサイトより引用
つまり、不動産としての資産価値があって、さらにホテルとして利用するから手入れいらずで別荘とホテルのいいとこどり、って感じなのかな?
私が本会員になることは現実的に難しそうですが、
別荘を持とうかな。
と考えている富裕層の方には、東急ハーヴェストクラブも選択肢の一つとなるのではないでしょうか?
ちなみに本会員だけではなく、3年間のお試し会員権「プレ・オーナーズ」もあるそうです。
プレオーナーズは実質66万円で3年間、全国各地にある東急ハーヴェストクラブのホテルを全て利用することができるとのこと。
本会員にしてもお試し会員にしても、なかなかのお値段ですが、体験宿泊もできるそうなので興味のある方は調べてみてくださいね♪
まとめ
東急ハーヴェスト熱海伊豆山&VIALA
私にとって初めての露天風呂付き客室とスイートルームでした。
海に溶け込むようなインフィニティープールや大海原を180度見渡せる露天風呂、「非日常空間」を計算しつくされたモダンなデザインの設計。
優雅な2日間を過ごすことができました。
帰るときに名残惜しくなるほど、
また泊まりたい!
と、心から思える素敵なホテルでした。
熱海の人気観光スポット「アカオハーブ&ローズガーデン」のレポート記事はこちら↓
まるで昭和の銭湯のような、レトロ可愛いカフェ「熱海プリンカフェ2nd」にも行ってきました↓